ゴンザれす小林&鹿せんべい前田の北海道探検シリーズ。

探検ファイルNO.012


以久科原生花園の秘密


これは、隊員NO.012ゴンザれす小林氏の投稿文である。
ゴンザれす氏は奈良県在住だが、北海道大好き人間で、
北海道の「名所」は行き尽くしている

北海道探検の達人

である。

彼のレポートを読ませていただいたが、

面白すぎる!

それでは、そのレポート第1弾をどうぞ

イラスト:若年寄テル

皆さんは、以久科原生花園をご存じだろうか?

原生花園といえば、小清水町の小清水原生花園が有名である。

しかしここは俗化されすぎており、夏ともなればひっきりなしに
観光バスがやってきては観光客を吐き出すといった状況であり、
とても、落ち着いて見られる状況ではない。

しかし、以久科原生花園は、そこから東に約20Hいった斜里町にある。
正確には、斜里市街の東のはずれ、以久科地区にある。

ここへは車でも手軽に行けるし、何しろ空いていて、
じっくりと花を観賞できる。

歩き疲れたら、浜辺で寝ころんで昼寝なんかすると気持ちいい。

そんなわけで、我々は、

北海道に来る度に必ず訪れている。


そんなある年のことであった。


いつも通り、駐車場(5台ほど止まれる)に車を止め、
花を観賞した後、持ってきたマットレスを広げ、昼寝と決め込んだ。
その日はすごく穏やかな、晩夏の昼下がりであった。

空は抜けるように青く、目をつぶると浜にうち寄せる波の音が心地よい。
まさに、昔はやったストレス解消CDのような、感じであった。
う〜ん、まさにストレスが消えていくような気持ち良さだなあ.....。
本当、日頃はめったに味わえない、リラックスした気分だった。

斜里町の人はいいなあ。

とか考えているうちに
しばらくして眠ってしまった。



それからどれくらいたったであろうか。

なんか、粉臭いにおいがして目が覚めた。

なんか、灰が降っているような.....。

だれか浜辺でバーベキューでもやってるのかな?

あたりを見渡したが、そんな気配は全然ない。

よく見ると、浜辺の裏手に煙突があり、

そこからうっすらとした煙が出ているのであった。



しかもどうもそっちは車を止めた方向である。

何だろう?と思い、車に戻ってみた。

どうやら煙の出所は、駐車場脇の建物の煙突らしかった。

何だ?焼却場かな??

そう思って、建物の看板を見てみた。

そこにはこう書いてあった。

「斜里町火葬場」

なっなんと!!!今まで原生花園の駐車場だと思っていたのは
火葬場の駐車場だったのか!!!
ということは....さっきの灰は斜里で亡くなった人の灰?!




なかなかワイルドな原生花園であった。
後で調べたところ、一応原生花園の駐車場でもあるらしい。
それと、毎週火曜日は火葬場は休みらしいので、

火曜日に行ってみるといいだろう。

それにしても、以久科原生花園の花が美しいのは
もしかしたら、斜里で亡くなった人の美しい心が
花に一層の美しさを与えているせいかもしれない。


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