知られざる道東の真実シリーズ13

探検ファイルNO.027


「オヤコツ地獄」を津別峠より望めば


突然で申し訳ないが、
私(ピエール釧路)を拉致しようという動きがあるらしい。
拉致してどうするのかというと

とんでもない道東の奥地に連れて行かれるらしい。

まあ、こんな事を考えるのは、若年寄「テル」なのだろうが。
はっきり言って

100年早い!

こんなばかばかしい話が出てくるのは、
これまで、探検の主導権を常に私が握っており、
事前にほとんど行き先も知らさせずに、
隊員達は突然「道東の奥地に連れて行かれる」イメージがあるためであろう。

正直、大変心外なことだ。


確かに、現在我が道東情報探検隊は

ピエール釧路独裁政権

で、あるかもしれないが、
それは、望んでそうしているわけではない。
正直、隊員達には、もっと積極的になって欲しい

隊員達から

「総隊長、ここに行こうよ」

と、いう声が強く出てこないかぎりは。
この、「独裁政権」は続くであろう。

ぐわっはっは、隊員どもよ。
この、ピエール釧路、いつでも挑戦を受けて立つぞ!
と、本編には全然関係ない話のようだが
実は、ちょっとは関係あるのだ。


今回の行き先は「津別峠」である。
「屈斜路湖」は巨大な「屈斜路カルデラ」でかこまれており、
カルデラ壁である外輪山が、釧路支庁と網走支庁を隔てている。
その外輪山を越えるのが、有名な「美幌峠」をはじめとする4つの峠である。
津別峠は、その4つの中で、最も知られていない交通量の少ない峠だ。

いつものように、地図で説明しよう。

赤部分が屈斜路湖近辺だ。

拡大図



探検決行日(第1回)6月21日(日曜日)

天気:くもり時々晴れ
参加隊員:「テル」(隊員NO.004)「まえけん」(隊員NO.007)
     「タク」(隊員NO.011)

この日は大失敗であった「ポンポン山」の帰りである。
「丸ちゃん」の用事のため、丸ちゃん・かがわ・しもぶーは帰宅した。

残った我々は、

今日の探検に納得できなかった。

そこで、新しく整備されたという噂の
「津別峠」に行ってみることにした。

津別峠への道は、舗装されているが

一車線でカーブの連続

「対向車がくるのでは」という、恐怖感が迫り
運転の手が抜けない。
まして、車重の大きい我が「流星号」は
あまり順調に登ってくれない。
途中、「津別峠展望台」という標識があり、
そこからは、ものすごい急坂になっている。

なんとか、頂上についたところ、
奇妙な建築物が我々の目に飛び込んできた。

「な、なんじゃこりゃ」


お城です。しかも西洋風。

これは、笑えます。
どういうつもりでつくったか知らんが、

まるで、「ラブホ○ル」

ここまで、馬鹿馬鹿しいと
感動してしまう。



かつて、私がまだ学生だった頃
家族で釧路市郊外へドライブに行ったことがあった。
家並みが寂しくなってくると、お約束

西洋風のお城型の「ラブホ○ル」

当時、小学生低学年であった、我が妹は目を輝かせて

「おかあさん、お城だよ。行きたいなあ」

瞬間、家族団らんの空気は凍りつき、車内が息苦しくなる。
「妹よ、あれは違うのだ」というのは簡単だが、説明が難しい。

すると、さすが我が母

「あれはね、悪い大臣のお城」

「えっ?」
「だから、悪い人が集まっているんだよ、行っちゃダメ」

死ぬほど笑いたかったが、笑うわけにもいかず
とても苦しかったことが思い出される。

これも、どっちかというと

「悪い大臣のお城」

に近いモノがあるよね。


頂上は完全に雲の上

何も見えない

時々、風力発電の羽が
きゅるきゅると音をたてて回りだし
静けさを破っている。


天気が良ければ

おそらく絶景であろう

「もう一度来ようね」
宿題を一つ残して
我々は展望台を後にした。


探検決行日(第2回)8月11日(火曜日)

天気:晴れ
参加隊員:「テル」(隊員NO.004)「原ちん」(隊員NO.020)

実はこの日の探検は、予定外のものであった。
前日にいきなり「テル」から電話。

「明日、探検に行きませんか?」
「えーっ、昨日行ったべや」
「今、原ちんが帰省して来てて、探検にいきたがってるんですよ」
「うーん、昨日の江鳶山の運転疲れが・・・。ガソリンもないし」
「原ちんの車があるんで」
「ほほう、そりゃいい」

と、いうことで珍しく「テル」からアクションがあり、
急遽探検ということになった。

今回の探検は

運転は人まかせ

後部座席でふんぞり返っていれば良い。
いやー、なんて楽なんでしょ。
こんな感じならば

拉致されるのも悪くない。


そう思った私は

甘かった・・・。


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