知られざる道東の真実シリーズ17

探検ファイルNO.032


さらば、汚された黄金の滝よ


我ら道東情報探検隊が探検をはじめたのは今年の3月。

まだ、半年足らずである。

しかし、探検ファイルはもう30を越え、
この、「知られざる道東の真実シリーズ」だけでも17本目である。

そろそろ、一度行った場所を、再訪しても良いのではないか。
では、どこに行こうか。

私(ピエール釧路)個人として、是非もう一度行きたい場所があった。
それは、我々の最初の成功した探検、探検らしき探検。

十勝浦幌黄金の滝

である。
あの苦労・感動が、今日の我々を築いたといっても、過言ではない。

その感動の大巨編

十勝浦幌に幻の「黄金の滝」を見た。

をお読みでない方は、どうぞそちらからお読み下さい。

いつものように、地図で説明しよう。

赤部分が浦幌町昆布刈石海岸だ。


拡大図



探検決行日8月23日(日曜日)

天気:晴れ
参加隊員:「テル」(隊員NO.004)「まえけん」(隊員NO.007)
     「タク」(隊員NO.011)「けんいち」(隊員NO.019)
     「アサノビッチ」(隊員NO.021)
客員:「カブト」「クニモト」

最悪だった、本別からの帰り道である。

まずは、道道本別浦幌線を、浦幌方面へ。
浦幌駅に車を止め、駅前の新しい食堂で昼食。

この食堂がすごかった!

カツ定食を頼んだ、けんいちくんのもとに

未開封のブルドックソース(中濃)が瓶ごと

どかっと置かれたのはまだ許せる。

コーヒーを頼んだタク(食欲が無かったらしい)の目の前に

クリープが瓶ごと出されたのは笑った。

と、いうことはこの350円のコーヒーも・・・。
なかなか、すごいぞ。浦幌町!

国道を抜け、十勝太方面へ。
対向車のない快適な道路が、海岸線に出たとたんダートに変わる。
空には、パラグライダーがいくつも舞っている。
気持ちよさそうだ。

黄金の滝の駐車場に到着。
わくわくしながら、車を止める。

しかし、探検隊を待ち受けていたのは

冷たい現実であった。


「なんだ、こりゃ」

我々が必死で降りた笹の崖に

階段がついている。

しかも、海岸には

激しくブルドーザーが入ったあとが・・。



とにかく、海岸に降りてみることにした。
あちこちにブルが入り、

見れたものではない。

それに、あれだけあった流木が

ほとんどない。

滝壷のすぐそばまでブルが道をつけている。
崖下を覆っていた草地が広場になっている。

なんてことだ。



なぜ、こんな破壊をしたのか。

怒りがこみあげてきた。

階段をつけたのは、まあ、いいだろう。
しかし、

海岸をブルでならす必要があるのか!



この海岸にまた草が生え、流木がたまるまで

何年かかることだろう。

もしかしたら、3月に我々が見た「黄金の滝」は
二度と見ることができないのかも知れない。

滝の崖すれすれに
パラグライダーが舞っている。

観光客が喜びそうな風景

しかし、風景というものは

もともと「ある」もので「つくる」ものではない。

そんな簡単なことも判らないのか。


浦幌町観光協会に告ぐ。
(看板にそうあったので、犯人でなくても責任があるはず)

これからも、観光客のために

あなたたちの故郷を破壊しなさい!

あなたたちが愛せなかった、浜を・海を・崖を
どんどん壊しなさい。

私たち道東情報探検隊は

二度と「黄金の滝」を見たくない。

また、あなた達を許しはしない。

私たちは、私たちの故郷の
山や、川や、湿地や、沼や、海や、崖を
誇りに思っているから。

私たちの故郷の風景をねつ造して

商売にしようとは思わないから



探検ファイルに戻る

ホームページに戻る