新・知られざる道東の真実シリーズ5

探検ファイルNO.new06


カムイの住む秘湖、シュンクシタカラ湖



道東には不思議なところが沢山ある。
何度も行っているのに、また行きたい場所。
行くたび新しい感動を与えてくれる場所。
新しい発見をすることができる場所。
何度も来ているのにはじめて来たような感覚におちいる場所。

とても、不思議だ。

私はこの探検ファイルで好んで

「カムイ」がいる、いないと表現する。

私は無宗教・無思想・無哲学・無教養のタクランケ(北海道弁で愚か者)だが、
自然・古い建築物・美術・慣習などに、神秘的なものを感じるときもある。
死後の世界など信じないが、墓の前で手を合わせると穏やかな気持ちになれる。
創造者としての神は信じないが、自然の偶然に驚くことは多くある。
(幽霊など絶対信じないが、とても怖い・・)



逆に私がもっとも忌み嫌うものは、

わざとらしい事柄である。

私はそれを「俗化」と簡単に書いてはいるが
実は簡単な問題ではなく

かなり深刻で重大な問題である。

建築家が「どうだ、すごいだろう」とばかりに設計した公共建築物。
機能的な建築物が美しいと、どうして思わないのか。
何故「悪い大臣の城」のようにつくるのか、理解に苦しむ。

ぎらぎらと輝く道の駅、やたら明るいメインストリートの照明、
観光客のために思いっきり整備した看板、
観光地価格や観光用有料駐車場。

観光用につくられた西洋風の町並み、
景観のためにラベンダーやひまわりを植えた農地、
誰も喜ばない意味不明のオブジェ群。

日暮れと共に点滅する道路標識、
誰も歩かない車道一車線分の舗道、
色とりどりに敷き詰められたカラーブロック。

一車線で70キロ制限の高速道路、
何故か釧路方面ではなく、某代議士の故郷に向かって延びている。
これ以上書くと、命に関わるかもしれないのでやめとくけど、

もう勘弁してくれ!

そう言ってもまだまだ増えるんだろうな。



そんなモノの象徴が

「愛の鐘・幸福の鐘」なのだ。

したがって、これからも「愛の鐘・幸福の鐘」を撲滅を進めたい。
だからといって「愛の鐘・幸福の鐘」を壊してまわる訳にはいかない。
しかし、不愉快を示すことはできる。

あるとき「愛の鐘・幸福の鐘」に遭遇して
私が苦笑しながら打ち鳴らしていると、ある隊員に言われた。

「総隊長、実はそれ、好きでしょ?」

全くの誤解である。

泣くほど嫌いです!


ここに宣言しよう!
道東情報探検隊が「愛の鐘・幸福の鐘」発見したときには

必要以上に激しく打ち鳴らすことにする。

少しでも「愛の鐘・幸福の鐘」が磨耗させるために(笑)。
その不自然さに気がつかない人々への警鐘とするために!



つい、コーフンしてしまった。
最近、「前書き」を書いているとなぜかコーフンしてしまう。
危険だから、エサをやらないように(笑)。

ようするに、何の話かというと、

同じ場所に何度もいくことがある。

ということを言いたいのだ。
それにしては、随分長い前置きになってしまった。
ごめんなさい。




いつものように地図で説明しよう。



赤部分がシュンクシタカラ湖方面だ。


拡大図



探検決行日(1回目)1999年6月20日(日曜日) 天気:晴れ
参加隊員:「ピエール釧路」「くまさん」他3名


実は、シュンクシタカラ湖は昨年探検済みである。
もちろん、2度3度行ってはいけないという取り決めはないが、
私(ピエール釧路)としてみれば、
「自分がまだ行っていない未知の場所に行きたい」という気持ちが強い。

だが、昨年シュンクシタカラ湖に行ったときは

思う存分探検できなかった。

同行者の一人があろうことか革靴を履いて来たため、彼は湖畔にすら降りれず、
彼を道路に置いたまま探検を続けることはできなかった。
私は湖1周とはいかないまでも、あちこち見て歩きたかった。
後悔が残った。

この時の探検は、布伏内から北西方向の道を通った。
シュンクシタカラ川の渓谷に沿って林道が延びている。

その道は、当時通行止めであった。



この時は幸いにも通行できた。

くまさんです。
この渓谷は

道東のミニ層雲峡

と、呼ばれているらしい。
確かにとても、美しいところのようであった。
なんで、こんな風にあいまいな言い方をしているかというと、

道が険しくて見る暇がなかった(笑)。

今はなき「流星号」が
激しく腹を擦ったのを覚えている。



このミニ層雲峡も時間をかけて探検したかった。
しかし、私が楽しみたいからといって、

強引にとどまることはできなかった。

高校生隊員だけだった時は、
私のペースに彼らが合わせてくれた。
気を使わなくて良い分、私はその方が楽だった。

やはり、旧知でない人たちとの集団行動は難しい。


シュンクシタカラ湖畔です。

くまさん得意のT字バランス!

実は、このあと滑って落ちた(笑)。
私は「探検での事故」がとても怖い。

「自称探検隊、ふざけていて大ケガ」

いう新聞見出しが常に頭にあるので
こういうことはできません(単なる臆病者?)。
「勇者くまさん」だからできるのです。

良い子は絶対真似しないで下さい!



なんで、くまさんばっかり登場するかというと、
彼は、2回目のシュンクシタカラ湖探検には行けなかった。
というか、2000年7月30日はくまさんが休めない日だったので、
彼が行ったことのあるシュンクシタカラ湖に行くことにしたわけだ。


布伏内から湖に行く途中で発見。

なまらいいかげんな看板

ベニヤ板にマジック書き(笑)。

誰が建てた看板なのかな?

このあたりの工事現場のための看板?
我々には役にたたなかった。

帰りはシュンクシタカラ湖から少し戻り、雄別方面に抜けた。
とにかく、運転がつらい探検だった。



探検決行日(2回目)2000年7月30日(日曜日)

天気:晴れ
参加隊員:「ピエール釧路」「北ちゃん」「まさし」「トシ」「りえちゃん」「にいつ」
     「Mrスライム」「アーサー」「にへい」「マサカズ」「累」



2回目の探検前に、阿寒町役場に問い合わせ。
やはり、シュンクシタカラ川方面からは行けないとのこと。
とても、親切に教えてくれた。

十勝方面から来るアーサー君と、阿寒町市街のコンビニで待ち合わせ。
そのコンビニ(これが間違っているよなあ)焼き肉を買うつもりだった。
ところが、当然のようにコンビニに焼き肉はなかった。
しかも、日曜の早い時間なので、他の店は開店前。
コンビニ内で困っていると、親切なコンビニの店員さんが
「赤いベレーの裏のキャンプ場に頼んであげましょうか?」
と言って電話してくれた。
おかげで、肉を買うことができました。

ありがとう!阿寒町のコンビニ!!

それにしても、この事態は全て私のミスである。

反省してます。



北ちゃんの車では林道は無理だと思われたので、キャンプ場の駐車場に置き3台に分乗。
私の「流星号S」、
累さんの「さわやか禁煙号(仮称)」、
アーサー君の「エクスカリバー号(仮称)」。

まずは、じゃんけんでどの車に乗るか決める。
総勢11名、今回も大繁盛(笑)。
まずは、まりも国道(国道240号線)を北上。
中徹別から国道をはずれ、雄別方面にむかう。
雄別手前の橋を越えると、いきなりダート(砂利道)。ここからは林道だ。
まずは、「雄別無名の滝」を目指す。

「雄別無名の滝」は、何故か名前を聞いたことがない。
世間的には「ああ、あの雄別の先にある滝ね」と多くの人が知る滝なのだが

滝の名前は不明である。

そこで、今回は仮に「無名の滝」と呼ぶことにした。
どなたか、名前を御存知の方、教えて下さい。

「雄別無名の滝」です。

りえちゃんの後ろ姿(笑)。
滝はかなりの迫力。

落差20Mはある。

雄別の炭坑跡から、山道を数分すすめば見れる。
しかし、この滝はちょっと納得できないところがある。


実はこの滝の上部は

コンクリートで固めてある。

人工の滝なのか、土砂の流失を防ぐためか。
発電所の跡だったりして。
コンクリートの部分は崩壊しつつあるようだ。

ちょっと気になったが、滝上部の探検は

「宿題」にすることにした。




本日の

オールスターキャスト(笑)

服装や装備がまちまちなのが面白い。
りえちゃん、スライム氏は重装備。
アーサー君、北ちゃんは

近所のコンビニに行く格好(笑)





シュンクシタカラ湖はまだ遠い。
ここからが、

「鬼の林道」

迷わず、無事にたどり着けるか!


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